オトノハコ

音がなる箱の出来事

10/26 八海山

2016 10月26日 「八海山 vol.1 〜俺達の音と冷酒は後で効く〜」@新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE

act: Nothern19 / My Hair is Bad

 

Nothern19から始まった八海山。正直曲は3曲位しか知らない。だけど気付いた時には僕は人の上を転がっていた。若くない大人があんなキラキラした顔でステージで歌ってたらそりゃそうなるよね。知らない曲でも拳を上げていたし 久々のダイブで照明を蹴り飛ばしそうになったり。ライブハウスでしか見れない表情であるし、ライブハウスでしか体験できない これこそ非日常がそこにはありました。転換中に汗を拭く感じ。懐かしかったなぁ。ビールが美味かった。

 

後攻 My Hair is Bad「上越から来ましたロックバンドMy Hair is Bad 胸を焦がしに来ました」と始まった真赤。ここは僕が通う渋谷の街でも恵比寿でもない。はたまた下北は地下のライブハウスでもなく ここは、新潟古町六階のライブハウスであった。非日常と言った先ほどとは打って変わり彼が歌う君と君は僕にとってあまりにリアルなのだ。止まらない演奏。60分という長尺のセットリスト。最後までドキドキさせたいと始まったアフターアワー。いつかは止まってしまう日が来る。

 

僕はまたここに来るんだと確信した。

また来ます。

 

 

09/19 SHINJUKU LOFT ANNIVERSARRY 「ENSCAPE vol.6」

2016年 9月19日 SHINJUKU LOFT ANNIVERSARRY 「ENSCAPE vol.6」 @新宿LOFT

act: OA.ARCHAICRAG STORE/ircle/LUNKHEAD/My Hair is Bad

 

OA含め3番手My Hair is Bad

「ircleとLUNKHEADとはスリーマンをやったことがある。その時俺らはOAだった。そして俺らは下克上をしにきた。」と言い放っていた。フロムナウオンでシールドのジャックが折れて ギターなしで続投。心底震えた。泣き出すと喧嘩で何でもしてくるやつ。こんな感じだった。ガムシャラなんだよ。その勢いに負けて圧倒されてしまう。「僕らに必要なのは判断力じゃない。決断力。やるかやらないか」見事に0点のライブを100パーセント。200パーセントのアクトでやっていた。ここ最近の不敵感はなんだ。平日のライブハウスはなんだか好きな理由はここにある気がした。言いたくはないが 新譜 思ったほどではなかった。しかしライブだ。見るたびに演奏も安定しているような気もするが 演奏力じゃない。だけど説得力がそこにはある。タイアップを取ってるわけでもない(そのうちとる)が口コミで広がるというこのバンドには嘘がない。いつだって今を鳴らしてる。今をもがく我々若者に届かない訳がない。今を鳴らしてる筈なのに昔の女の子との事を叫んでみたり。時間はあるが金がない。学生時代に出会っていたらと思うと恐ろしい。

09/30 RED LINE TOUR 2016

2016年 9月30日 RED LINE TOUR 2016 @恵比寿LIQUID ROOM

 

act:KOTORI(OA) / My Hair is Bad /MOROHA /yonige

 

KOTORI 想像以上にライブ良いんだろうなーと思ってたら想像以上でした。若い。越谷っていう中途半端な田舎者感がすごい良かった。デカくなって フェスの大トリ。なれば昨日見た意味もあるかも。って思った。

 

yonige なんやかんや今年3回目?結構見てる。バッドエンド週末はなんか ただドキドキした。こんな言い方したくはないけど、もう一皮剥けてほしい。突き抜けてほしい。でもなんだろ、あのズボラにくる感じもいいよね。好きなんだよな笑 年下なんだよな。引くわ

 

MOROHA 色々あって。色々会って見てませんでした。さーせん。

 

My Hair is Bad 真赤入り。ど定番。やっぱ名曲。クリサンセマム。ここで?って変な声出た気がする。間髪入れずアフターアワー 突き抜けてた。元彼。サビ後に突き立てる中指はFxxKの意味なのか、はたまた あの子に挿れた中指なのか。フロムナウオン。やっぱりこれだよね。これなの。これ見て欲しかったの。生で。どうだった?優しさの行方 うん。色々会った時の笑顔は作り笑いじゃなかった筈。たぶん。作り笑いが作る幸せもあるけど 作り笑いじゃない方が幸せだよね。 そして卒業トチって 僕も卒業出来ず仕舞い。はは。アンコール 告白 エゴイスト 

ふぁーよかった

09/23 ホームランツアー

2016年 9月23日 ホームランツアー2016 @恵比寿LIQUID ROOM

 

act My Hair is Bad

 

本物のライブを生で見た。本物まではまだ遠い。ただ本物のライブ。これが本物じゃないなら

全部偽物。チューニングがズレても 演奏が乱れても ボーカルのピッチがズレても響く。自分の日記のような曲を人の心に刺す。相変わらずフロムナウオンにはやられる。あなたにも見て欲しい。あなたのことが忘れられないわけでもない。あの子働く街での卒業。「俺らに出来るのは三振かホームランか。フルスイングするだけだ!」「てめぇの人生てめぇの番でしかない。いつまで順番待ちしてる?」MCと歌詞の真ん中をズカズカと我が物顔で歩く椎木知仁の選ぶ言葉1つ1つが響いた。

本編ラスト。夏が過ぎてく。

電線の向こうで待っていた筈の夏が過ぎていくスピード感。それこそが夏。夏が終わって、秋が来て冬になって春になる。

きっといつ聞いたってこの曲にはそんな気持ちにさせられるのだろうけど、今日あのタイミング以上に考えさられる夏は今後ないと思った。

 

8/25 NIGHT ON THE PLANET

2016年 8月25日 SHINJUKU LOFT 40th ANNIVERSARY NIGHT ON THE PLANET 

 

act SCOOBIE DO/SUPER BEAVER

 

SUPER BEAVERの後攻。

大先輩にあたるSCOOBIE DOへのリスペクトが随所に見えた。紛れも無く彼らは、"あなた"に向かって唄を歌っている。と一曲目の愛するが鳴らされた瞬間に確信した。

嘘がない。どのバンドよりステージ上で彼らは誠実なのだ。MC一つを取っても予定調和が一切ない。その時思いついた言葉を届けてくる。

あなたたちじゃくあなたらしさを

ことばで証明してくれた、

1秒先の明日を歓びの明日に、

秘密が叶い青い春が訪れるように

東京流星群を合言葉に

いま新たな1歩に361°

ありがとう 愛してる。

 

 

 

SUPERBEAVERセットリスト

 

 

愛する

歓びの明日に

証明

361°

東京流星群

27

人として

青い春

秘密

-----

ありがとう

 

 

 

 

 

8/5 未タイトルツアー

f:id:douomoimasuka:20160807161204j:plain2016年 8月 5日 (thu)


未タイトルツアー at下北沢SHELLTER

act

ORANGE POST REASONS

SIX LOUNGE

yonige


開演時間から15分を過ぎた頃、

yonigeが先陣を切った。「大阪、寝屋川から来ましたyonigeです。」「何回でも言います、大阪、寝屋川から来ましたyonigeです」

既出の記事ムロフェスの広い会場で見たときより輝いていた。「今日平日やんな?平日、平日の下北沢に」のMCで投下される"バッドエンド週末"思わず目頭を押さえてしまった。「最近新曲を出しました。別にカタツムリにはなりたくないです。でも女の子のいざこざ、男女のいざこざ。性別が無ければ良かったのにと思うこともあります」のMCで始まった"センチメンタルシスター"曲が終わると矢継ぎ早に「嫌いなやつには嫌いって面と向かって言おうぜ」を合図に始まった"あのこのゆくえ"

「最後に一曲やって帰ります。あなたと付き合うには私のアイデンティティーを捨てる必要があった。」"さよならアイデンティティーなのだ。ガールズバンドらしい演奏なのに、何と無くそれ以外のところで心を揺らされる。というより擽られている感覚に近い。

そこやめてぇというところを御構い無しに擽ってくる。



続いて

SIX LOUNGE

カントリー調なSEに乗って19歳の若者たちが堂々と現れる。「大分から来ました SIX LOUNGEです。」"朝焼けプロムナード"

圧倒的なボーカル。どこまで伸びるんだという声にあの日のことが全て心臓を突き刺した。一体MCはいつなのだ?というくらい演奏をしたのち「九州の田舎者が都会のライブハウス、しかも平日。パンパンにしていることが嬉しい。でもスリーマン何て言われたら俺も男です。yonigeもオレポスもぶっ倒します」「ラスト2曲俺らはお前らにロックンロールを突き刺して帰る!メリールー」

歌声に抱きしめられたかのような感覚になった。ラストは"俺のロックンロール"

掻き鳴らして、叫び倒していたボーカル。彼らを「ロックンロール?笑」なんて馬鹿にするやつがいたらライブハウスに連れて行ってぶん殴ってやりたい。

そう思った