オトノハコ

音がなる箱の出来事

8/5 未タイトルツアー

f:id:douomoimasuka:20160807161204j:plain2016年 8月 5日 (thu)


未タイトルツアー at下北沢SHELLTER

act

ORANGE POST REASONS

SIX LOUNGE

yonige


開演時間から15分を過ぎた頃、

yonigeが先陣を切った。「大阪、寝屋川から来ましたyonigeです。」「何回でも言います、大阪、寝屋川から来ましたyonigeです」

既出の記事ムロフェスの広い会場で見たときより輝いていた。「今日平日やんな?平日、平日の下北沢に」のMCで投下される"バッドエンド週末"思わず目頭を押さえてしまった。「最近新曲を出しました。別にカタツムリにはなりたくないです。でも女の子のいざこざ、男女のいざこざ。性別が無ければ良かったのにと思うこともあります」のMCで始まった"センチメンタルシスター"曲が終わると矢継ぎ早に「嫌いなやつには嫌いって面と向かって言おうぜ」を合図に始まった"あのこのゆくえ"

「最後に一曲やって帰ります。あなたと付き合うには私のアイデンティティーを捨てる必要があった。」"さよならアイデンティティーなのだ。ガールズバンドらしい演奏なのに、何と無くそれ以外のところで心を揺らされる。というより擽られている感覚に近い。

そこやめてぇというところを御構い無しに擽ってくる。



続いて

SIX LOUNGE

カントリー調なSEに乗って19歳の若者たちが堂々と現れる。「大分から来ました SIX LOUNGEです。」"朝焼けプロムナード"

圧倒的なボーカル。どこまで伸びるんだという声にあの日のことが全て心臓を突き刺した。一体MCはいつなのだ?というくらい演奏をしたのち「九州の田舎者が都会のライブハウス、しかも平日。パンパンにしていることが嬉しい。でもスリーマン何て言われたら俺も男です。yonigeもオレポスもぶっ倒します」「ラスト2曲俺らはお前らにロックンロールを突き刺して帰る!メリールー」

歌声に抱きしめられたかのような感覚になった。ラストは"俺のロックンロール"

掻き鳴らして、叫び倒していたボーカル。彼らを「ロックンロール?笑」なんて馬鹿にするやつがいたらライブハウスに連れて行ってぶん殴ってやりたい。

そう思った